【BEXT】多数のマイナー保険商品の料率計算、UWチェック開発を短期間で実現

プロダクト

保険見積から契約計上までの早期化と精度が向上し、代理店におけるシステム機能が充実

システム導入の背景

マイナー保険商品の料率計算はWebシステム化されておらずExcelの計算ツールを提供されていましたが、
・計算ツールの配布およびバージョン管理に大きな負荷がかかる
・保険料の誤りや申込書不備が多い
・保険見積から契約計上までの所要日数もかかる
これらを解決するため、Webによる保険見積/申込から契約計上までをシステム化する必要がありましたが、従来のシステム開発では多大なコストと期間がかかるため、これらを解決するソリューションの選定が必要でした。

提案プロセス

アプリケーション基盤としてintra-martを採用し、画面/プロセス定義をより高速に開発できるものとしました。
保険料率計算、UWチェックのビジネスルールについては下記理由からBEXT Webserviceを採用されました。
代理店ポータルからWeb Serviceを利用し容易に連携が可能である
ITに関する専門的な知識・スキルを持たないユーザー部門でも簡単に保険料率計算ルール、UWチェックルールが作れ、ルールの変更時はシステム部門に依頼することなくユーザー部門でもすぐに変更が可能である
【役割】
関連業務部門は、保険料率計算ルールおよびUWチェックルールを日本語で記載したExcel の定義書を作成し、
システム部門は、業務部門で作成した定義書に関数を追記するとともに、必要な項目を抽出したラフな入力
画面でデモンストレーションを実施しました。
【成果物】
関連業務部門で作成した定義書を要件定義書と位置付け、この要件定義書に対応する関数を定義した時点で
要件定義書/システム設計書/ビジネスルールプログラムとすることができました。

システム導入後の成果

今回の取組み結果については、機能特性・難易度・環境の違いから単純比較はできないものの、従来の開発と比較すると開発費用および開発期間については3倍以上の開発生産性が向上したと評価されております。
具体的には、過去外部委託した1種目あたり保険料計算機能(Excel版)の開発費用と開発期間を比較すると、費用換算および期間換算では当プロジェクトでは平均3.6種目開発した実績をあげているとのことです。
なお、当該プロジェクトでは少量多品種商品の中で3種目単位に3か月スパンでリリースを実施されております。

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